愛媛県愛南町でアコヤ貝が大量死している問題をうけ、15日中村知事が現地愛南町海洋資源開発センターなどを視察し養殖業者と意見交換を行った。
この問題は、今年7月ころからアコヤ貝の稚貝が大量死しており地元漁協は緊急生産などの対応を行っているというもの。
養殖業者によると、今回のアコヤ貝の大量死は突発性のものであると考えているというものの来年以降もこのような状態が起こってしまうと真珠産業が壊滅状態となってしまう恐れがあるとのこと。
現状、明確なアコヤ貝の大量死の原因はわかっておらず、中村知事からは「まずは原因究明が第一で明確な原因がわからないことには対応や対策が現状難しい」との見解であり、今後専門部会を設置し専門家に意見や原因の解明・分析を依頼するとのこと。