今回愛媛県警が実施した「えひめの愛錠ロック作戦」というこの取り組みは、自転車の盗難を防止するためにJR松山駅やアミューズメント施設周辺の駐輪場を警察官が巡回し、鍵のかかっていない自転車に無償でワイヤー鍵をかけてくれるというキャンペーン。
愛媛県内の自転車盗難被害率は全国平均よりも大きく上回り近年被害が増加している。こうした結果により4月~6月にかけて無償で鍵をかけるという取り組みをしたところ盗難防止効果があったとされ県内全域で対応を拡大した。
キャンペーンの具体的な流れとしては、巡回警察官が鍵のかかっていない自転車を発見すると、所有者の同意を得たうえでダイヤル式ワイヤーロックの暗証番号を伝えその場で鍵をかけるというもの。
県警は「鍵をかけるだけで自転車の盗難を防ぐことができる。鍵をかけて自転車を大切に使ってほしい」と話している。