8月6日から始まった第105回全国高校野球選手権記念大会の大会2日目の7日、愛媛県代表の川之江高校が高知県代表の高知中央高校と対戦した。
1回、2回とお互い落ち着いた守りをみせ0-1と高知中央高校が先制。しかし3回に川之江高校の山内が制球を乱したところでヒットを打たれ6点を取られた。盗塁やエンドランなど積極的な野球が功を奏し高知中央は3回の時点で1-7と大きくリード。
しかしその後は川之江のエース山内の粘り強いピッチングで最少失点で高知中央を抑える。7回表には川之江高校が3点を返し7回が終了した時点で4-9と川之江が点差を縮める。
その後、ランナーは出すもののチャンスを掴みきれず4-9で惜しくも川之江高校は敗れた。
しかしエース山内の粘り強く堂々としたピッチングや、地元出身で小学校からの幼馴染が多いチームで、そのような背景があるからこそチーム一丸となった川之江高校の戦いは多くの愛媛県の高校野球ファンに感動と勇気を与えた。