高松地方気象台は28日に四国地方が梅雨明けしたとみられると発表。
観測を開始した1951年以降最も早く史上最短記録を更新で6月の梅雨明けは初めてとなる。
前回の梅雨明け最短発表は、1964年の7月1日となっており58年ぶりに梅雨明け最短記録を更新した。さらに1964年7月1日の前の梅雨明け記録でもある、1994年の7月2日には「平成大渇水」の年でもあり各所で水不足となった。
今年の梅雨の降水量は、松山市で74.5ミリで51%、宇和島市が72ミリで41%、今治市78ミリで61%、四国中央市に限っては40ミリで35%と少雨となっている。
少雨によりダムの貯水率も不十分となっているため、今年の夏は全国で節電が注目されているが、節水にも注意する必要がありそうだ。